自己PRも志望動機も上手な言い回しより、気持ちを伝える工夫をしましょう

教員採用二次試験の面接官をしたことがあります。教育委員会は教育関係者だけではなく、一般企業の採用担当者の意見も参考にしていると言いたいのでしょう。

毎年、面接官としての協力依頼が弊社にあり、私も過去3回ですが、努めさせてもらいました。

面接官は3人一組。その年私の組は、1日で12名の面接を受け持ちました。私以外は、お一人は小学校の校長先生で、もう一人も管理職の方でした。

教職を目指す学生さんであったり、すでに講師として教育現場で指導している方々ですので、面接レベルとしてはかなりの高いものでした。

ある受験生は「両親とも教師、自分も教師になるものと子供の頃から夢見てきた」と話しました。

またある受験生は、「昨年採用試験に落ちて、現在講師をやっているが、現場を知ってさらにやる気になった」と話していました。

みなさん、よく面接の準備をしてきて、自分らしさを出そうと工夫した感じが伝わってきました。

やはり、判を押したようなマニュアル通りの志望動機より、言い回しはあまりうまくできなくても、自分の言葉で話すほうが良い印象を与えます。

対して当社の面接試験です。総合職の中途採用を実施していますが、多くの方が志望動機で、「当社の業務に以前から大変興味を持っていて、思い切って転職を志しました」という受験生が大変多いです。

正直言いますと、私はかなりこの志望動機、聞き飽きていて、「またか」という感想しかありません。

最近の私の返し方は決まって、「ならば、なぜ新卒の時にうちの会社を受けなかったの?」と返します。

こちらとしては相当ないじわる応対なのですが、それも意識してやってみせるのです。本気で入りたいと思っている人は、そこからさらに理由を言ってきます。

多くは、こんな返しを予想していなかったのか、しどろもどろになる方もいますが、なんとか返そうと必死になっている様子がわかります。

回答で多いのは、「新卒の時は進路指導の先生に勧められた企業をそのまま受けてしまった」という感じですかね。

嘘だとは思いますが、まぁ、ギリギリセーフな回答でしょう。

逆に、私にこう返されて、返事ができなかったり、ひどい場合は逆ギレして、自分で面接を途中で切り上げてしまった方もいました。

面接ではいろいろな聞き方をされます。開始直後に「今日は寒いでが、朝から参加してくださってありがとうございます。緊張してませんか?」と軽く話しかけます。

それに対して、「ハイ・・・」これだけ。履歴書内に「コミュニケーション能力」と記載があっても、まったく説得力がありません。

面接は正直に誠実に話しましょう。うまい言い回しができなくても大丈夫です。経歴はあなたの履歴書でわかります。

エントリーシートであなたの文章力もある程度審査済みです。面接で伝えるのは、あなたの態度と、就職したいという気持ちです。

その気持ちを伝えることができるかどうかが鍵なのです。うちの会社に来て真面目に努めてくれそうだ、と判断されなくてはなりません。

最後は何を言っているのか、頭が真っ白になって、まとまらなくてもいいのです。その状態でも一生懸命に応対している姿を、きっと面接官は評価してくれます。

転職 自己pr 例文

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